DiaFellow™ CTの特徴
触媒外観写真
電子顕微鏡写真(1,000倍)
触媒の主成分
主成分 | SiO2 | AI2O3 | MnO2 | K2O | Na2O | その他 |
---|---|---|---|---|---|---|
含量(%) | 62.0 | 16.0 | 10.0 | 2.5 | 1.8 | 4.7 |
触媒機能を最大限に発揮=表面積の最大化
・大表面積である多孔性セラミック粒子を基材に使用
・MnO2などの活性成分をコーティング
酸化剤添加により触媒表面上で高効率のラジカルが発生
→生物処理で除去できない難分解性のCOD成分や色度成分を強制分解
分解イメージ
DiaFellow™ による有機物分解の原理
- ①触媒表面の活性成分により、酸化剤が分解しスーパーオキサイドイオン等が発生します。
- ②スーパーオキサイドイオンが有機物と反応し、有機物から電子を引抜きラジカルとなります。
- ③有機ラジカルが酸化剤やスーパーオキサイドイオン等と反応し、分解します。
各種処理法のコスト比較
項目 | DIaFellow™ CT | オゾン処理法 | フェントン方 |
---|---|---|---|
1. 設備投資 | 250,000 | 500,000 | 400,000 |
対 MRC法比 | 100%として | 200% | 160% |
2. ランニングコスト | |||
①電気代 | 10,000 | 100,000 | 15,000 |
②薬品代 | 20,000 | 10,000 | 40,000 |
③その他 | 16,000 (汚泥処分+活性炭+触媒交換*) |
10,000 (活性炭) |
40,000 (汚泥処分) |
ランニング合計 | 46,000 | 110,000 | 75,000 |
対 MRC法比 | 100%として | 240% | 160% |
*Mn 触媒交換は1年1回として算出